自然の中で調理したキャンプ飯に舌鼓、仲間と焚き火を囲んで談笑、これらはキャンプの醍醐味と言えます。ですがこれらには火を取り扱いますので一歩まちがえれば大事故になってしまいます。火の取り扱いに関するやってしまいがちな迷惑行為から、危険行為などをまとめました。
▼ガスコンロやボンベの取り扱い
毎年、カセットコンロを使用していたらガスボンベが爆発し事故にあうニュースがありますが、ガスコンロでサイズに合わない鉄板を使用するのは危険です。
また、夏場など社内にガスボンベを置いておくことは絶対にやめましょう。サンシェードをしても車内の気温は50度前後になりますし、ダッシュボードは70度以上まで上昇します。
▼直火
禁止しているキャンプ場での直火は絶対にやめましょう。芝生などで整備をしていれば当然それらはダメになってしまいますし、季節によっては火事の危険性もあります。火を起こすのであれば焚き火台を使用して安全に行いましょう。
■ LOGOS the ピラミッドTAKIBI L
ゴトクを標準装備した新登場のたき火台は簡単組立て約10秒。
2個のゴトクが互いに補強しあう独自構造により抜群の強度を実現。
ダッチオーブンを置いての料理はもちろん、付属の串焼きプレートを使って魚の串焼き料理なども楽しめる。
オプションパーツも充実している。
▼風の強い日の焚き火
焚き火はキャンプの醍醐味のひとつであると思いますが、風の強い日は行わないようにしましょう。焚き火台を使っていても風が強いと火の粉が巻き散るので危険です。また、他の利用者との距離も考えましょう、テントやターフなどに火の粉で穴を開けてしまうこともありますし、人に火の粉がかかっては危険です。
▼火を付けたままにしない
なにがあるかわかりませんので、火を付けたまま就寝したり、遊びに出かけてはいけません。また、炭を捨てる際は、完全に消火していることが前提です、種類によっては2時間以上燃え続ける炭もあります。火がついた炭を消す場合はいきなり水をかけるのではなく、火消し壺を使うようにしましょう。
■ LOGOS 火消し壷
火のついた使用後の炭、火のついたままの残った炭も、火床から火消壺へ。フタを閉めれば酸素が遮断され、自然に火は消えていきます。火床も周囲も汚さず、短時間で片づけができます。水をかけての消火では、火は消えてもグリルなどがドロドロになってしまい、火床の寿命も短くなってしまいます。
▼火を扱う時間帯
誰かが必ず火の番をしているとしても、夜中に隣で他人に焚き火をされたらどうでしょうか?あなたなら安心して就寝できますか?焚き火を囲んで談笑することはキャンプの醍醐味ですが、夜中に行うと他の利用者の迷惑になることもあります。また、チェックアウトの日に炭火で調理をすることもオススメしません、上記にあるように完全消火まで時間がかかるからです。
以上、火の取り扱いに十分注意して、楽しいキャンプライフを送ってください。