キャンプの定番石油ストーブといえばアラジンやニッセンですが、両社のストーブより「暖かい!」と人気を集めているのが韓国製「Alpaca(アルパカ)」です。温かさの目安となる発熱量で見てみても人気の「アラジン」や「ニッセン」は“2.68kw”、対するアルパカは“3.84KW”。暖房面積も、アラジンやニッセンは“11.5~16.5m²”なのに対しアルパカは“16-18m²”と広範囲です。早速、どんな石油ストーブなのか見てみましょう。
TS-77A
黒が韓国販売モデル、赤が輸出用です。お値段は90,500ウォン(約8,500円)ですが、Amazonなどで代理輸入式の購入をするなら19,000円以上になります。
モデル名:TS-77A
タンク容量:6リットル
燃料消費量:0.38L / h
発熱量:3.84KW
暖房面積:16-18m²
燃焼持続時間:約15時間
消化方式:自動消火
点火方式:手動点火
使用燃料:室内灯油
サイズ:323x323x440mm
重量:5.6kg
TS-460Aスマート 折りたたみ式
人気モデル「TS-460A」の新型。折りたためるようになりました。
こんな感じで小さくなります。
お値段は183,000ウォン(約17,000円)、Amazon価格はだいたい35,000円以上。
モデル名:TS-460Aスマート(折りたたみ式)
タンク容量:7リットル
燃料消費量:0.38L / h
発熱量:5.12KW
暖房面積:28-32m²
燃焼持続時間:約13~14時間
消化方式:自動消火
点火方式:手動点火
使用燃料:室内灯油
サイズ:(保管時)445 X 445 X 435mm
(使用時)445 X 445 X 525mm
重量:約10.3kg
付属品:キャリーバッグ・灯油ポンプ・取説書
アルパカの石油ストーブはパワー型です。タンク容量・燃料消費量からお察しの通り灯油をどんどん消費してテント内をポカポカにしてくれます。天板が平たいので五徳を乗っけて料理するなり、ヤカンを乗せてお湯を沸かすなり自由自在です。キャンプには良い事尽くめではありますが、給油口がとにかく小さいのが難点です。
注意すべきは、代行輸入での購入です。個人輸入か代行輸入での購入がメインとなっているのですが、代行輸入の場合は基本的に保証や交換の対象外になってしまいます。アウトドアショップでの販売は今の所見たことがありませんが、稀にリサイクルショップで見かけることがあります。近年のキャンプブームの影響で店舗販売されるようになればと期待したいですね。
また、お値段が凄まじく高騰しています。以前はメーカー価格に近いお値段で購入できましたが、今は平気で倍以上になったりします。安さも魅力のひとつだっただけに残念です。購入される際は、お値段やリスクを考慮した上で御判断下さいね。
アルパカマート www.alpacamart.co.kr