全国34都道府県の警察・消防組織・航空会社と連携し、実際に山岳エリアで人命救助の実績がある遭難用発信機が存在します。しかも安い!これさえあれば子供の迷子や遭難の対策になりますし、災害時にも役立ちます。どうしてこんなに便利なものを知らなかったのか…もしもの時の備えとして、今後キャンプの必需品になるかもしれません。
命を守る発信機「LIFE BEACON(ライフビーコン)」
2016年に誕生した山で遭難した人を早期発見するサービス「COCOHELI(ココヘリ)」の遭難用発信機で、パナソニックグループの工場で生産されています。約20gと軽量なのに“超”が付く高性能です。
発信機の捜索距離は最大16km!Bluetooth実効飛距離は最大約200m。電波精度は対象まで0cmまで絞れます。
ヘリコプターでの捜索には充分な飛距離ですし、ヘリコプターでの捜索ができるということは早期発見にもつながります。モノ探し系Bluetoothでは不充分な状況でも対応できることが魅力です。>
捜索サービスと連携
日常使いのアプリサービス等もありますが、山中だったりすると個人での捜索が困難なこともあります。そこで、ココヘリが受信機を搭載したヘリコプターネットワークで居場所を突き止め、救助組織へ引き継ぎます。航空会社との連携で沖縄を除く全国の山脈がカバーされています。
ここで気になるのがヘリコプターを飛ばす費用の問題です。民間のヘリ捜索は1分1万円程と言われています。しかしココヘリの出動費用は、なんと1事案につき、3フライト=9時間分まで無料だったりします。
実際に発生した遭難事案では、富山県で15分で発見されたことも…これは驚きの速さ!訓練でも毎回30分前後で遭難者の位置を特定できているそうです。
ココヘリ捜索実績を見てみよう
ココヘリが公開している捜索実績によると、直近1年間の捜索事案は23件。
その内解決した事案は22件と、ほぼ全ての事案で発見できています。しかも未解決の1件は不携帯によるものです。発信機さえあれば、ほぼ確実に発見できるというのは心強いですね。
料金
料金は3つのコースから選べます。「会員証」=「発信機」で、発信機の種類によって価格が変わります。
シンプルコースの発信機はBluetoothが付いていません。利用できるのは遭難の時専門の会員制捜索ヘリサービス「ココヘリ」のみです。
Bluetooth付きの「ココヘリプレミアム」はアプリと連動して普段使いできるもの。「ココヘリ」に加えて、アプリと連携した日常の探し物にも使えます。例えば子どもの迷子対策、荷物や鍵の紛失防止、駐車場での車探し、災害時のいざという時などで活用可能です。
ご覧の通り、三井住友海上の個人賠償や盗難・破損補償なんかが付いてきます。毎年お金がかかると思うと「うーん」ですが、1日10円程でもしもの時の遭難対策とトラブル保証になるなら価格帯としてはかなりお手頃と言えるでしょう。
オススメ
日経トレンディ ヒット予測2020 Best40 選出
日経トレンディ「ヒット予測2020 Best40」で「COCOHELI PREMIUM(ココヘリプレミアム)」&「LIFE BEACON(ライフビーコン)」が9位にランクインしました。
近年は登山やキャンプのブームと相まって、遭難や山の事故も注目されるようになりました。災害も多い昨今、こういった様々なトラブルの備えとして注目が高まりそうなアイテムですね。
AUTHENTIC JAPAN:https://hitococo.com/
COCOHELI PREMIUM(ココヘリプレミアム) https://hitococo.com/cocoheli_premium/
LIFE BEACON(ライフビーコン)https://hitococo.com/life_beacon/