ポルトガル製、理科や化学の実験みたいに太陽光の熱を利用して料理しちゃうアイテム、ソーラークッカー「サンテイスト」が登場しました！なんと最高温度165°。ガスやコンロ、薪等は一切必要ありません。エコ思考の方は勿論、災害時にも役立ちそうですね。
ソーラークッカー「サンテイスト」
御覧の通り、大きな鏡で太陽光を集めて熱を確保する仕組みです。火を使わないので小さなお子さんと料理をするのも安心ですし、燃料は無料の太陽光のみ。 太陽があれば、雪の中でも夏場と同じクオリティーで使用できます。太陽光の恩恵を思いっきり感じちゃいましょう。
外側には熱くならないようにコルクが使用されているのですが、コルクガシの樹皮製なので木にも環境にも害を及ぼさずに抽出され、完全にリサイクル可能というエコ仕様。
得意な料理と苦手な料理
得意なのはごはんや煮込み料理。お湯を沸かすこともできます。時間のかかる料理が得意です。ただし、通常のオーブンに比べると調理時間は倍かかります。食べている間にケーキを焼くなどゆとりをもって使うのも良いですね。
逆に苦手なのは炒め物や揚げ物。晴天時の火力はガスコンロの中火程度なので強火料理には向きません。
バターもとろける仕上がり
太陽光で料理と言われても、本当にちゃんと出来上がるのか不安にりますよね。しかし、実際に難民キャンプでも使用されるなど既に「ソーラークッカー」を活用して料理をしている方もいらっしゃいます。実際の調理風景が動画で紹介されているので見てみましょう。
ソーラークッカーで焼いたスコーンは見る見るバターもとろける安心の仕上がり。調理時間は約25分。
ひき肉もグツグツしています。
野菜グリルはちょっとわかりにくいですが…
盛り付けを見るとちゃんと中まで火が通っているのが分かります。
サイズは2種類展開です。小さいサイズは9kg、大きいサイズは11kgです。
「火も電気も使わない」という選択肢
天候で火力左右されたり、日の出ている時間しか使えなかったりと制限はありますがキャンプや災害時に太陽光だけでお湯を沸かせるというのは魅力的です。今後、どのように活用されていくのか、またソーラークッカー自体の進化にも期待が持てますね。
