キャンプや登山、ウィンタースポーツまで、仲間との合流時などにあったら便利なハンディGPS。ガーミンジャパンが新たにハンディGPS 4機種を公開したのですが、中でも注目なのがSOS機能搭載モデル「GPSMAP 66i」です。もしもの時の備えになるのは心強いですね。
衛星ネットワークでSOS発信「GPSMAP 66i」
「GPSMAP 66i」はクアッドヘリックスアンテナで安定したGPS受信性能を持つハンディGPSの最高峰シリーズ「GPSMAP」に、「inReach」シリーズに搭載していたイリジウムの衛星ネットワークを利用した双方向衛星通信機能を搭載したモデルです。
inReachのイリジウム衛星ネットワークは世界中をカバーしているので地球上の何処からでも通信できます!携帯電波の届かない山間部などでも問題なく繋がる頼もしさ。
ネットワークがサービスインした2011年から2019年までの間に、全世界で4,000件ものSOS送信機能が発信されているのが確認されています。2019年夏に限っても、病気やケガ、火事や山での遭難といった緊急事態などで、およそ500人のユーザーがSOSを発信しました。
SOSは24時間年中無休の国際的な救助組織GEOSに発信され、遭難が確認されれば民間救助組織と連携。速やかに遭難救助活動が開始されます。
このほか、電話番号(SMS)やメールアドレスとテキストメッセージの交換、行程の追跡と共有も可能です。
この時の連絡先についてですが、スマートフォンから引き出すことができます。
アプリを利用することで、GPSMAP 66iと互換性を持つモバイルデバイスと同期できる仕組みで、アプリを通じてデバイスに登録された連絡先リストにアクセス可能。ペアリングしたデバイスからinReachの機能を使用することもできます。inReachには目的地の天気予報を取得したり、無制限のマップ、航空写真、米国NOAAチャートへのアクセスなどの機能があります。
バッテリーは、通常使用で最大35時間、エクスペディションモードを使用すれば最大200時間持続します。
GPSMAP 66i
・価格 :¥89,800(税別)
・サイズ(H×W×D) :16.3×6.6×3.5cm
・重量 :241g(電池込み)
・電源 :内蔵リチウムイオンバッテリー
・稼働時間 :通常使用時:最大35時間、
エクスペディションモード:最大200時間
・測位衛星 :GPS/GLONASS/GALILEO/みちびき(補完信号)
・アンテナ形式 :クアッドヘリックスアンテナ
・防水性能 :IPX7
・内蔵カメラ :なし
・内蔵メモリ :16GB
・プレインストール詳細地図 :1/20万日本全国地図(DEMデータ付き)
・保存可能ポイント数 :約10,000ポイント
・保存可能ルート数 :250ルート
・保存可能軌跡ポイント数 :20,000ポイント、250本
・3Dコンパス :あり
・気圧高度計 :あり
・デバイス間のワイヤレス通信:可能
・LiveTrack機能 :可能(スマートフォンとの連携が必要)
・通知機能 :可能(スマートフォンとの連携が必要)
GPSMAP 64csx
GPSMAP 64csxは、GPSMAP 64scJの後継機です。同時発売するGPSMAP 66iに対して、双方向衛星通信機能を搭載していないモデルとなります。GPSMAP 64scJに比べ、受信対応衛星にGalileoを加えたほか、メモリを8GBから16GBに増強し、なおかつ価格を従来機と同価格に抑えたモデルです。
eTrex 32x/22x
eTrexシリーズは、GarminのハンディGPSラインナップの中で、軽量・コンパクト・乾電池充電で長時間駆動するスタンダードモデルです。eTrex 32xは、eTrex 30xJの、eTrex 22xはeTrex 20xJのそれぞれ後継機種です。eTrex 32x/22xは、メモリを従来の3.7GBから8GBに増強し、ボディーカラーも一新。
▼先発の双方向衛星通信機能付きGPS「inReach」とも比較してみてくださいね。
GPSMAP 66i:https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-66i/
GPSMAP 64csx:https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/gpsmap-64csx/
eTrex 32x/eTrex 22x:https://www.garmin.co.jp/products/outdoor/etrex-22x/
GARMIN ハンディGPS 4機種が2月6日(木)に新発売! 携帯圏外でも送信可能、SOS機能搭載の『GPSMAP 66i』が登場